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公共工事入札に必要な、経審の総合評点とは?改善するための施策とは?

建設現場ICT活用ブログ
公共工事入札に必要な、経審の総合評点とは?改善するための施策とは?

 

 

 

 

公共工事をより多く受注するには、経審の総合評点が重要!

経審の総合評点を改善するために、日頃から具体的に何をすればいい?

 

経審(経営事項審査)とは、建設業者が、国又は地方公共団体等が発注する公共工事の元請けとなるために、必要な審査のことです。国や市町村の工事案件の入札に参加するためには、経営事項審査の評価を受ける必要があります。

 

経営事項審査では、経審を申請する会社を5つの観点から、細かな指標に分けて、点数化していきます。それらを所定のルールに基づいて合算した総合評点が今後の入札に影響します。

 

そのため、5つの各側面から、会社の経営力を改善する、取り組みについてご紹介します。経営事項審査結果通知にある総合評点を改善していきたいと考えるときに、建設現場でも、ITやDXの波を取り入れていくことによるメリットは非常に大きいです。

具体的に経営事項審査の評価項目を見ていきましょう

 

完成工事高

売上の規模を2年、あるいは3年間の通算平均で評価します。全体評点の25%を占めます。

[取り組み例]

・受注獲得を増やすため、3D図面技術などを活用した提案営業により、発注意欲を高めたり、営業管理システムの導入により、営業フローを革新します。

 

経営規模

完成工事高が売上高の評価であるのに対し、こちらでは、自己資本および利益の「額」で評価します。自己資本の算定は1年分又は2年分の平均で、利益の額は2年平均で算出します。全体評点の15%を占めます。

[取り組み例]

・施工管理技術者を育成して増やし、安全確保と工期迅速化を両立するための、工法や機材を活用し、現場の効率化を推進します。

・現場ごとの工期スケジュールのオンライン化や原価管理システムを導入し、

・利益改善の意識を現場監督者に浸透させます。

経営状況

大規模な工事を円滑に進める財政的な基盤を、8種類の指標で評価する項目です。全体評点の20%を占めます。

画像は、国土交通省資料より引用(https://www.mlit.go.jp/common/001180262.pdf)

[取り組み例]

・利息負担額(借入元本×借入期間×利息率)の大きな借入金を早期に返済・圧縮し、支払利息の負担を減らすことを検討します。

・取引先との入金・支払の契約条件の改善に取り組み、営業キャッシュフローを向上させます。

・増資や建機レンタル等を活用して、自己資本固定資産比率を改善します。

技術点

決算日に何人技術職員がいるか、元請け工事をどれほどこなしてきたかが加点対象です。全体評点の25%を占めます。

[取り組み例]

・人材育成計画や各種技能士試験の資格手当などを設定し、技術習得を奨励します

・会社のビジョンの明確化と有資格者の待遇改善に取り組み、離職率を減らします

・元請けとしての受注を増やす仕組みを考えます

社会性

社会性は建退共、退職金の規程の他、公共団体との防災協定の締結、業務災害保険や上乗せ労災保険の加入(経審対応保険)の有無などが評価されます。比較的取り組みやすい加点項目が多いです。全体評点の15%を占めます。

[取り組み例]

・建退共や退職金の整備を行い、従業員の離職防止と加点を同時に狙います

・社内での建設業経理士(1級・2級)の資格奨励・育成を行います。

・技術職員名簿にある技術者の、CPD(技術者の継続教育)単位取得にかかる費用を補助します。

 

人手は無限ではありません。デジタルの力で働き方改革を

経審でより高い評点を得るには、未来の会社の働き方を考え、従業員の働きやすさと技能習得を促進し、ICTなどを活用した省力化・効率化を推進し、新しい取り組みを導入するための余裕を確保することが重要です。

 

建設現場用デジタルサイネージを活用すれば、施工の注意点や変更点の指示、工期スケジュールなどを、大画面で映して共有できるため、現場のコミュニケーションが捗ります。また、安全意識を高めるための電子看板として、多くの現場で活用されているため、安全確保と工期迅速化に貢献できます。

 

工事現場に特化したデジタルサイネージのご紹介

全国200箇所以上の工事現場にデジタルサイネージを納品した実績のあるヤマト広告株式会社では、工事現場での使用に特化したデジタルサイネージを取り揃えております。

工事現場の「業務効率化」や「安全意識の向上」に役立つツールとして活用されているので、まだ導入していないという方は、ぜひ詳しくご覧ください。

 

種類1:モニたろう Dシリーズ(LEDビジョン)

「モニたろうDシリーズ」は工事現場への設置に特化した「朝礼看板LEDビジョン」です。

LEDビジョンは320mm角のLEDパネルを結合させて大型のデジタルサイネージを構成しています。そのため、際限無く大きくすることも可能です。

工事現場に設置する際には、大きいもので200インチを超えるサイズのLEDビジョンを導入することもあります。

また、デジタルサイネージのもう1つの種類である「液晶ディスプレイ」に比べると、90インチサイズ以上のデジタルサイネージを導入する際には「LEDビジョン」の方がコストメリットが出ます。

特に大規模な工事現場で、大型のデジタルサイネージを導入する際には、LEDビジョンをおすすめしています。

>> モニたろうDシリーズについて詳しく見る

種類2:全画面LEDビジョン朝礼看板『モニたろう』

https://youtu.be/gpKutOnwF-c

LEDビジョンを204インチ以上に組み上げたデジタルサイネージは、「全画面LEDビジョン朝礼看板『モニたろう』」として商品化しております。

一般的なデジタルサイネージは朝礼看板に埋め込む形で設置することが多いですが、こちらは朝礼看板の全体をデジタルサイネージにした種類です。

画面分割をして複数のコンテンツを表示することができるので、ポスターや工事資料を手作業で張り替える作業をなくすことができます。

他の工事現場にはない「大きなインパクト」と「最新技術」を導入することで、作業員のモチベーションの向上に繋がっています。

>> 全画面LEDビジョン朝礼看板について問い合わせる

種類3:モニすけ(液晶ディスプレイ)

「モニすけ」は、工事現場に特化した「屋外用高輝度液晶モニター」です。

LEDビジョンよりも視認距離が近く、自宅でテレビを見るように近くからでも綺麗に細い図面なども表示することができます。

また90インチ以下のデジタルサイネージを導入する際には、液晶ディスプレイの方がコストメリットが出る傾向にあります。

さらに最近では、仮囲いに小型の液晶ディスプレイを設置して、近隣住民への情報共有を行う工事現場も増えています。細かく丁寧に情報共有を行うことで、近隣住民とのトラブル回避に効果が期待できます。

>> モニすけについて詳しく見る

 

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