eYACHO(いーやちょう)が多くの工事現場で選ばれています!
「eYACHO」というアプリをご存知でしょうか?工事現場の業務を効率化するアプリとして注目が集まっています。
そこで今回は、eYACHOの概要や機能、料金までを徹底解説します。
工事現場の業務効率化をさらに進めたいと考えている方は、ぜひ最後まで読み進めてください。
eYACHO(いーやちょう)とは?
eYACHO(いーやちょう)とは、正式名称を「eYACHO for Business」(以下、eYACHO)と言い、工事現場で使われる「野帳」を電子化した工事現場の管理アプリです。
主にiPadにアプリをインストールして、iPadとApple Pencilなどのタッチペンを使うことで「紙の野帳とペンを使っている感覚」に近い操作方法を実現しています。
このeYACHOを使うことで様々なシーンで業務効率化を図ることができます。
例えば、iPadで撮影した写真とeYACHO内の雛形を使って、報告書を簡単に作成できたり、2交代制の工事現場では他の作業員へ工事進捗を効率的に情報を漏らすことなく伝えられるようになっています。
次の項目では、eYACHOが選ばれる理由を3つご紹介します。
eYACHO(いーやちょう)が選ばれる「3つの理由」
多くの工事現場では紙の帳簿やノートに手書きをしたり、デジタル化していてもエクセルに手入力をする運用が長く続けられています。
従来の運用では、入力ミスが多発したり、資料作成に時間と手間がかかってしまったりという課題が残っています。
このような課題を抱えている工事現場において、次にご紹介する「3つの理由」で「eYACHO」は多くの工事現場に選ばれています。
理由1:「画像やPDFへの書き込み」が簡単にできる
工事現場では立ち仕事が中心で、座ってゆっくりパソコンを開く時間はあまりありません。
従来の手法であれば、紙の野帳に手書きでメモを残し、事務所に戻ってから、どこにメモを書いたかを探しながら、資料や報告書の作成をしていました。
しかし、この作業にeYACHOを導入することで、iPadとタッチペンを使い「紙とペンに近い感覚で手書き」をデジタル化することができます。メモをデジタル化することで、キーワード検索もできるため、効率的に情報を収集できます。
さらに、eYACHOでは撮影した写真やダウンロードしたPDFに、立ちながらでも手書きでメモを追加しやすいため、写真とメモを見比べながら資料を作るという二度手間が減り、大幅な業務効率化に繋がります。
理由2:「帳票や工事書類」を簡単に作れる
eYACHOが工事現場の業務効率化に貢献している理由として、「持ち帰り業務」を大幅に削減できることにあります。
従来の手法であれば、カメラで写真を撮り、手書きでメモを取り、事務所に戻ってからその写真と手書きのメモを元に、報告書や工事資料を作ることが一般的でした。
しかし、eYACHOを使うことで、iPadで写真を撮り、その場でメモを書き加え、あらかじめeYACHO内に作成したテンプレートに挿入することで、工事現場でも立ち仕事でも資料を完成させることができます。
理由3:「遠隔かつリアルタイム」で情報共有ができる
コロナ禍の現代において、工事関係者の全員が1つの現場に集まって会議をするよりも、オンライン会議システムを使い、ミーティングをすることが増えたのではないでしょうか?
一般的に使われているオンライン会議システムでも、画面共有をしたり、チャットを送ることができ大変便利ですが、eYACHOの場合はさらに、複数人が同時に情報を書き込める共有ノートを作成することもできます。
例えば大規模な工事案件には、大勢の関係者が関わっている場合が多いため、この機能が大変便利です。
eYACHO(いーやちょう)で活用すべき機能「10選」
eYACHOには多くの機能が備わっていますが、その中でも工事現場に導入した際に活用すべき機能を10個挙げてご紹介します。
まだeYACHOを導入していない方は、導入後の作業変化をイメージしながらご覧ください。
機能1:ノートに画像や動画を添付可能
eYACHOのノートには手書きで書き込みができるだけでなく、画像や動画を追加することができます。工事現場の作業日ごとにノートを作ることで、日々の進捗管理も簡単に行えます。
写真を添付したところにコメントを残すことで、遠隔での指示出しも的確に行えるようになります。
機能2:メモ書きと音声を紐付ける録音機能
ノートにメモを書き込んだり、画像や動画を添付する際に、同時に録音をすることができます。このメモ書きや写真・動画を添付したタイミングと録音した音声が紐付いており、例えば、あるメモ書きをクリックすると、そのメモを書き込んだ時点の音声の頭出し再生が可能です。
録音しながら記録をすることで、情報の取り逃がしを減らせる上に、入力した情報と音声を紐づけることで、効率的に録音データを確認できます。
機能3:約4万語収録された工事専門用語
eYACHOに搭載されている「建設 mazec(マゼック)」というアプリには、工事専門用語が約4万語収録されており、「鉄骨鉄筋コンクリート」や「塩ビ波板」など、手書きするには長い工事専門用語を効率的に入力可能です。
この機能により、紙に手書きするよりも早くメモを取れるため、手書き感覚でありながら、業務効率の大幅改善を実現しています。
機能4:簡易作図を簡単に行える図形ペン
手書きで四角や丸を書くと、形が歪になり見にくくなることがありませんか?
eYACHOの「図形ペン」を使うことで、手書きで書いた図形が自動的にきれいな図形に変換されます。
寸法付きの図形の面積を表示させることもできるため、工事現場の打ち合わせの様々なシーンで活用できます。
機能5:現場で使える多種多様なテンプレート
工事現場の業務では「検査記録表」「安全衛生日誌」「測量テンプレート」など、日々多くの工事資料を作成しなければなりません。
そこで、eYACHOには多種多様な工事資料のテンプレートが標準搭載されており、写真や文章をテンプレートに追加するだけで、それぞれの資料を簡単に作れます。
さらに、日報から月報を自動作成できる機能もあり、二重入力をできる限り排除し、業務効率化に繋がります。
機能6:リアルタイムな情報共有
図面や設計図に複数人が同時に書き込むことができ、事務所と現場など離れた場所にいても、瞬時に反映された最新版の資料を確認できるようになります。コロナ禍で工事現場でもリモートワークが増えたため、活躍している機能です。
機能7:電子小黒板付きの写真撮影が可能
工事を進める際には、「作業開始前」「作業中」「作業終了後」などの証明写真の撮影を求められることが多々あります。
その際に、工事件名や項目を記載した「工事看板」を撮影箇所に入れる必要があるのですが、それを電子化することができます。
機能8:各種計測機器との連携
各種計測機器の測定値をBluetooth経由で、eYACHOに直接入力できるので、ここでも「持ち帰り業務」の削減が可能です。
現場で測定しながら手書きでメモを取ると、その後、確認する際に文字が読めなかったり、入力ミスが発生したりする恐れがあります。測定値を直接eYACHOに入力することで、ヒューマンエラーの削減にも繋がります。
機能9:手書きのメモをTODOタスクに設定
打ち合わせや下見をしている際に、手書きでメモを取ると思いますが、そのメモをTODOとして設定できます。担当者や優先順位、期限を設定できたり、未完了のTODOだけ検索してリストアップすることも可能です。
機能10:全文検索機能
紙の野帳の中から特定のメモ書きを探し出すのは大変ですが、eYACHOであれば、全てのノートやファイルを横断した文字列検索が可能です。
eYACHO(いーやちょう)の料金
eYACHOの料金は1アカウントで28,000円/年(税込 30,800円/年)で、初期導入費用が300,000 円/年(税込 330,000円)です。
購入するには、最小5ライセンスからとなっています。
ただし、クラウド版の全ての機能が使える「30日間の無料体験」もあるので、導入を検討されている方は、まずは気軽に体験してみると良いでしょう。
※2022年10月現在の価格を参考に記載しております。時期により変化する場合もございますので、詳しくは公式ホームページをご確認ください。
eYACHO(いーやちょう)のサポート
eYACHOを導入する際には、有料サービスとして「捜査講習会」や「テンプレート作成サービス」が提供されています。
eYACHOの公式サイト上には、無料セミナーや解説動画、各種マニュアルなど、無料で利用できるサポートもあるので、合わせてご覧ください。
「eYACHO×デジタルサイネージ」で情報共有を効率化を推進!
今回の記事では、eYACHOの概要や活用したい便利な機能について解説しましたが、工事現場をDX化するツールとして、「デジタルサイネージ」にも注目が集まっています。
特に、今回ご紹介したeYACHOで作成したメモをiPadのミラーリング機能を使い、朝礼看板に設置した大型デジタルサイネージに表示させることで、全作業員に効率的に情報共有を行えます。
eYACHOのように工事現場に導入されているデジタルツールをより効率的に活用し、全作業員に一斉に共有するツールとしてデジタルサイネージが選ばれています。
そこで、ここからはeYACHOと合わせて工事現場に導入したいデジタルサイネージについてご紹介します。
工事現場に特化したデジタルサイネージのご紹介
デジタルサイネージとは、インターネットに接続できる電子的な看板のことです。USBメモリやHDMI端子を接続することでも、様々なコンテンツを表示可能です。
工事現場では主に朝礼看板に埋め込む形で導入されて、その日の作業に関する注意点や安全注意喚起ポスター、ラジオ体操動画を流すことで、作業員の安全意識の向上や情報共有の効率化を図るツールとして導入されています。
ここからは、全国の200箇所以上の工事現場にデジタルサイネージを納品した実績がある「ヤマト広告株式会社」の工事現場に特化したデジタルサイネージについてご紹介します。
種類1:モニたろう Dシリーズ(LEDビジョン)
「モニたろうDシリーズ」は工事現場への設置に特化した「朝礼看板LEDビジョン」です。
特に大型デジタルサイネージを導入する際には、このLEDビジョンが選ばれています。90インチ以上のサイズの場合は、もう1種類のデジタルサイネージである液晶ディスプレイよりもコストメリットが出ることが多いです。
また、LEDビジョンは320mm角のLEDパネルを組み合わせて大型のデジタルサイネージを作っているため、1部分が壊れても1枚のLEDパネルを交換するだけで、すぐに復旧が可能です。
種類2:全画面LEDビジョン朝礼看板『モニたろう』
一般的なLEDビジョンは朝礼看板に埋め込む形で導入されることが多いのですが、こちらは204インチ以上の超大型LEDビジョンで、朝礼看板全体をデジタルサイネージにした商品です。
超大型であるため、安全注意喚起ポスターや時計、天気予報、ラジオ体操動画など、多くのコンテンツを画面分割しながら、同時に表示させることができます。
特に大規模な工事現場や、最新のデジタルツールを導入して他との差別化を図りたい工事現場に選ばれています。
種類3:モニすけ(液晶ディスプレイ)
「モニすけ」は、工事現場に特化した「屋外用高輝度液晶モニター」です。
特に90インチ以下の小型のデジタルサイネージを導入する際には、LEDビジョンよりもコストメリットがあり、小規模な工事現場に選ばれています。
また、大規模な工事現場でも、仮囲いに32インチほどの小型の液晶ディスプレイを設置して、近隣住民の方々へ情報共有を行うことが増えています。
工事スケジュールや注意点を発信することで、近隣の方々にも安心していただけるので、トラブルを事前に回避することにも繋がります。
eYACHO(いーやちょう)で工事現場のDX化を推進!
eYACHOを導入することで、工事現場で打ち合わせをしながら取ったメモが、そのまま資料作成に使えたり、TODO設定できたりと、多くの場面で業務効率化に繋がります。
また、eYACHOと同時にデジタルサイネージも工事現場に導入することで、作業員への情報共有や安全意識の向上に繋がりますので、合わせてご検討いただければと思います。
ヤマト広告では工事現場に特化したデジタルサイネージを幅広く取り扱っております。デジタルサイネージについてもっと詳しく知りたいという方は、他の関連記事も合わせてご覧ください。