使いこなしてデジタルサイネージをフル活用しましょう!
ヤマト広告株式会社(以下、ヤマト広告)は、全国の工事現場にデジタルサイネージを設置した実績がありますが、「ゲンバルジャーやUSBプレイヤーの使い方がよくわからない!」というご意見を頂きました。
どちらも便利なツールではあるんですが、使い慣れない方には操作が難しいかもしれません。
そこで今回は、デジタルサイネージに接続して使う「ゲンバルジャー」と「USBプレイヤー」の便利な使い方を徹底解説します。
工事現場にデジタルサイネージを導入したけど、まだ使いこなせてないという方はぜひ最後まで読み進めてください。
工事現場におけるデジタルサイネージの使い方
一般的には駅や空港でダイヤを表示させてたり、街中や商業施設内でポスター画像や広告動画を流したりというようと使われているデジタルサイネージですが、工事現場では特に「安全注意喚起」と「作業指示」を効率化するために活用されています。
このデジタルサイネージをさらに効率的に便利に使うために、ゲンバルジャーやUSBプレイヤーが活用されているのです。
「ゲンバルジャー」と「USBプレイヤー」の違い
ゲンバルジャーもUSBプレイヤーもどちらもデジタルサイネージをより便利に使うために接続されるツールですが、まずはそれぞれの機能の違いを解説します。
まずは簡単にゲンバルジャーとUSBプレイヤーの違いを比較すると、上記の通りになります。
スケジュール設定や遠隔操作などほとんどの機能はゲンバルジャーでしか使えませんが、USBメモリにコンテンツを入れて、表示させるシンプルな操作であるUSBプレイヤーはコストが安く済むというメリットがあります。
次の項目では、ゲンバルジャーとUSBプレイヤーの特徴をそれぞれ解説します。
「USBプレイヤー」の特徴
まずはUSBプレイヤーについて解説します。USBプレイヤーとは、USBメモリに保存されている画像や映像を表示させるプレイヤーです。
普段、USBメモリを使ってファイルの移動や受け渡しをやっている方には、とても簡単に使えると思います。
「USBプレイヤー」のメリット
USBプレイヤーは、一般的なUSBメモリの使い方と同じなので、操作が簡単でとても使いやすいです。
さらにゲンバルジャーは色々な機能がついている分、コストがかかりますが、USBプレイヤーはコストが格段に安いのも魅力の一つです。
特に初めてデジタルサイネージを工事現場に導入して、まずは安くシンプルに使い始めたい方には、USBプレイヤーがおすすめです。
「USBプレイヤー」のデメリット
USBプレイヤーのデメリットとしては、機能がシンプルで使いやすい反面、スケジュール設定や遠隔での操作ができません。
詰所とデジタルサイネージの設置場所が離れている工事現場や仮囲いにデジタルサイネージを設置する際には、少し不便に感じる可能性があります。
「USBプレイヤー」の使い方
USBプレイヤーの使い方を3ステップに分けて解説します。
▶︎ステップ1:事前に作成した画像や映像、Office系のファイルなど、デジタルサイネージに表示させたいコンテンツをUSBメモリに保存します。
▶︎ステップ2:USBメモリをUSBプレイヤーに挿入して、表示設定を行います。
▶︎ステップ3:最後に、USBメモリに保存した画像や動画がデジタルサイネージに表示されるかを確認します。
「ゲンバルジャー」の特徴
ゲンバルジャーとは遠隔で設定したコンテンツを指定のスケジュールで表示できるCMS(コンテンツ管理システム)プレイヤーです。
「ゲンバルジャー」のメリット
ゲンバルジャー最大のメリットは、指定したコンテンツを指定のスケジュールで表示できることです。これはつまり、朝は1日の流れや熱中症や感染症などに関するコンテンツを表示させて、昼になれば休憩中の作業員に向けたメッセージを表示させて、夕方には翌日の作業に備えた安全注意喚起のポスターを自動で表示させられるということです。
時間ごとにデジタルサイネージの表示を手動で切り替えることは手間がかかるので、ゲンバルジャーを導入して、効率的に作業員の方々へメッセージを伝えられるのです。
「ゲンバルジャー」のデメリット
ゲンバルジャーは色々な機能があり、使いこなせると大変便利で、業務効率化の効果も大きいですが、そのデメリットとして、できることが多い分、使いこなすまでに時間がかかります。
慣れてしまえば難しくないので、苦手意識を持たずにぜひチャレンジしてみてください。
「ゲンバルジャー」の使い方
ゲンバルジャーの使い方は大きく3ステップに分かれています。
▶︎ステップ1:パソコンのブラウザ(Chrome)で、事前に作成した画像や映像、Office系のファイルなど、デジタルサイネージに表示させたいコンテンツを準備します。
▶︎ステップ2:事前に設定したメールアドレスとパスワードでシステム(https://app.picles.info/)にログインして、表示したい日時のスケジュールを設定して、プレイヤーに送信します。
▶︎ステップ3:最後に、設定したコンテンツがスケジュール通りに表示されるかを確認します。
ゲンバルジャーの詳しい設定方法については、以下の動画で操作画面を見た方がわかりやすいと思いますので、動画を見ながら一緒に操作してみてください。
ゲンバルジャーの活用方法5選
ゲンバルジャーはUSBプレイヤーよりも使える機能が多いので、実際にデジタルサイネージが導入されている工事現場でどのような使い方をされているかについて、活用方法の事例をご紹介します。
活用方法1:スケジュール設定
ゲンバルジャーで最も使われている機能が「スケジュール設定」です。
指定した時間に指定したコンテンツを表示させられるので、朝、昼、夕方に違うコンテンツを効率的に表示させられます。
スライドショー形式で、動きのある表示方法も可能で、単純にポスターを貼るだけよりも、作業員の目を引きやすいという効果もあります。
活用方法2:天気予報
工事現場の多くは屋外での作業が中心なので、天気予報はしっかり把握する必要があります。
デジタルサイネージであれば、画面分割も可能なので、一部分には常に天気予報を表示させておき、それ以外のスペースで安全注意喚起のポスター画像を表示させることも可能です。
活用方法3:ラジオ体操
ほとんどの工事現場では毎朝作業開始前にラジオ体操を行います。
音声だけ流してラジオ体操をすることもあるかもしれませんが、デジタルサイネージを導入している工事現場では、ラジオ体操の動画を流しています。
動画を流す方法としては、自分でも持っている動画データを表示させることもできますし、YouTubeにアップロードされている動画を流すこともできます。
活用方法4:WBGT
特に夏場の工事現場では、WBGTという暑さ指数を常にチェックして、熱中症対策をすることが求められています。
作業に集中していると、熱中症対策のことを忘れがちになる作業員もいるため、デジタルサイネージに大きくWBGTの注意喚起を表示させることで、安全な作業環境の整備に努めましょう。
活用方法5:画面分割
大型のデジタルサイネージを導入している工事現場では、画面分割の機能を使って、一度に複数のコンテンツを表示させています。
一般的な工事現場では、朝礼看板の中央部分にデジタルサイネージを埋め込むことが多いですが、ヤマト広告の新商品である「全画面LEDビジョン朝礼看板」は、朝礼画面の全てを大型にデジタルサイネージにしています。
このデジタルサイネージであれば、天気予報とWBGTと安全注意喚起のポスターを全て同時に表示させることも可能です。
以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ詳細をご覧ください。
https://monitarou.com/blog/ledvision-large/
コンテンツのダウンロード方法
デジタルサイネージに特化したコンテンツをダウンロードする方法をします。
▶︎ステップ01
まずこちらからヤマト広告HP内のコンテンツページに移動します。
>> 【無料】ヤマト広告のコンテンツページはこちらです。
▶︎ステップ02
画面下にある「初めてご利用の方」の箇所から無料メルマガに登録します。
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最短1分で登録できるので、ぜひご活用ください。
>> 【無料】ヤマト広告のコンテンツページはこちらです。
工事現場に特化したデジタルサイネージのご紹介
ヤマト広告では全国200以上の工事現場にデジタルサイネージを納品した実績があります。工事現場に特化しているデジタルサイネージを取り扱っているので、屋外の工事現場にも安心して設置できるとご好評いただいています。ここでは、工事現場に特化したデジタルサイネージのご紹介をさせていただきます。
種類1:モニたろうDシリーズ(LEDビジョン)
モニたろうDシリーズは、ヤマト広告オリジナルの「朝礼看板LEDビジョン」です。
ヤマト広告が今までに設置したデジタルサイネージの中でも、最近は90インチのLEDビジョンがその半数以上を占めています。特に初めてデジタルサイネージを工事現場に導入するという方は、「90インチのLEDビジョン」がおすすめです。
75インチを超えるデジタルサイネージを設置する際には、もう1種類のデジタルサイネージである「液晶ディスプレイ」よりも、こちらの「LEDビジョン」の方がコストメリットがあります。
また、LEDビジョンは320mm角のLEDパネルを組み合わせて1つのデジタルサイネージを作っているため、仮に腰道具が当たって一部分が故障してしまっても故障箇所のみ交換することですぐに使えるようになります。
種類2:【最先端】全面LEDビジョン朝礼看板「モニたろう」
種類1で解説した「モニたろうDシリーズ」を204インチを超える大型デジタルサイネージとして組み上げて、朝礼看板全体をデジタルサイネージにしたのが「全面LEDビジョン朝礼看板」です。
今までの工事現場に一般的に設置されてきたデジタルサイネージは、朝礼看板の中央にデジタルサイネージを組み込む形式で、その周囲にWBGTや玉掛けなどの安全注意喚起のポスターを貼っていました。
これではポスターを張り替えるというアナログ作業が残ってしまっています。
しかし、ヤマト広告の新商品である「全面LEDビジョン朝礼看板」であれば、1つの大きなデジタルサイネージを自由に画面分割して、ラジオ体操動画や安全注意喚起のポスターなど、好きなコンテンツを切り替えながら表示させることができるのです。
種類3:モニすけ(液晶ディスプレイ)
「モニすけ」は、工事現場に特化した「屋外用高輝度液晶モニター」です。
LEDビジョンは細かい情報を表示させることが難しいため、ある程度の視認距離が必要となります。しかし、液晶ディスプレイである「モニすけ」は、家庭用テレビのように近くからでも細い文字や図面もきれいに表示可能です。
小規模な工事現場など作業員と朝礼看板の距離が近い場合には、液晶ディスプレイの設置がおすすめです。
また、仮囲いに43インチほどの小型液晶ディスプレイを設置する場合にも、液晶ディスプレイが選ばれています。
ゲンバルジャーとUSBプレイヤーを活用して工事現場を効率化しましょう!
今回は工事現場にデジタルサイネージを設置した際に使うツールである「ゲンバルジャー」と「USBプレイヤー」の使い方をご紹介しました。
これらのツールを使うことで、デジタルサイネージをさらに効果的に使うことができるので、苦手意識を持たずに操作していただければと思います。
ヤマト広告では日本全国の工事現場にデジタルサイネージを設置した実績がありますので、お気軽にお問い合わせください。