4台の90インチLEDビジョンで大規模現場の朝礼を変革（兵庫県尼崎市：西松建設様）

大阪西部地域に建設中の大規模データセンター「AirTrunk OSK1」。このプロジェクトは、AirTrunk様と関西電力様・CyrusOne様の合弁事業体が手掛ける、地域デジタルインフラ強化の要となる施設です。

この広大な敷地を誇る現場で工事を請け負う、西松建設様はヤマト広告のLEDビジョンを導入されました。横に細長い建物の形状に合わせて、職人さんが横に広く並ぶ朝礼でも全員が情報を確認できるよう、複数のLEDビジョンによる効率的な情報共有の取り組みが進められています。

【職人さんの動線に合わせた「4台の90インチLEDビジョン」】

AirTrunk様の新しいデータセンター「AirTrunk OSK1」の建設現場は、横に細長い建物の形状が特徴です。朝礼時、職人さんが横一列に広く並ぶため、当初設置されていた90インチLEDビジョン1台では、端にいる職人さんが画面を十分に確認しにくいという課題に直面しました。

この課題を解決するため、4台の大型LEDビジョンを導入し、現場のどの場所からでも情報が確認できる環境を構築しました。これにより、全員が内容をしっかりと確認できる、大規模現場ならではの最適な情報共有が実現しました。

この取り組みは、最先端のデータセンターが求める高いレベルの情報伝達と安全管理を、デジタル技術で支える先進的な事例と言えます。

【段階的なサイネージ増設で無駄なく現場のDXを最適化】

この現場では、段階的なサイネージの増設が行われてきました。当初は90インチのLEDビジョン1台から始まり、その後もう1台追加して合計2台に。さらに、55インチの液晶ディスプレイを2台増設しました。

しかし、現場の状況を考慮した結果、最終的に55インチの液晶ディスプレイ2台を外し、代わりに90インチのLEDビジョンを2台追加。これにより、現在は合計4台の90インチLEDビジョンで情報共有を行っています。

この変遷は、現場の規模やニーズに合わせて最適なサイネージを試行錯誤された結果です。特に、工事のスケジュール上、今が一番職人さんの数が多い時期であり、情報共有の重要性が高まる中で、視認性の高いLEDビジョンを複数台導入したことは、現場の安全管理と生産性向上に大きく貢献しています。