拠点看板のフルデジタル化で地域防災力と現場効率が飛躍的に向上（徳島市：姫野組様）

徳島市に拠点を構える株式会社姫野組様は、地域防災における重要な役割を担っていらっしゃいます。姫野組様は2年前に、自社の事務所と地域の防災センターを兼ねた拠点前の看板をヤマト広告のLEDビジョンでフルデジタル化されました。2年間の運用を経て、さらに進化した高精細LEDビジョンへの全面リニューアルを実施されました。

【災害時における地域住民への「命を守る情報」伝達】

姫野組様は徳島市および石井町との地域協定「大規模災害発生時における支援活動に関する協定書」を結んでおり、防災センター前の広場は災害時には地域の避難場所となります。当初、標準タイプの4mmピッチLEDビジョンを導入され、デジタルサイネージとして運用を開始されました。

これにより、手書き看板では不可能だった、災害発生時に周辺住民へ向けたリアルタイムの最新情報（避難経路、災害状況、支援情報など）をデジタルサイネージを通じて迅速に届けることが可能になりました。

しかし、2年間運用される中で、「より細かな情報まで見やすく伝えたい」というニーズが顕在化。そこで、ヤマト広告が提供する日本最高レベルの2.85mmピッチ大型LEDビジョンへ全面リニューアルを決断されました。これにより、遠くからでも、そしてより細かい文字の資料でも、まるで液晶ディスプレイを見ているかのような鮮明さで表示できるようになり、地域住民の方々への情報伝達力が飛躍的に向上しました。

【現場の「働き方改革」を推進するデジタル朝礼看板】

姫野組様では、この高精細LEDビジョンを、地域防災だけでなく、日々の建設現場の業務効率化にも活用されています。

現場に行く前の朝礼時、この120インチの大型デジタルサイネージが活躍しています。以前のアナログ看板では、毎日内容を張り替える手間がかかり、作業員の目に留まりにくいという課題がありました。しかし、デジタルサイネージの導入により、手書きの手間が一切なくなり、「働き方改革」と業務負担の大幅な軽減を実現されています。

【建設現場に特化したCMS「ゲンバルジャー」が実現するスマートな現場情報共有】

ヤマト広告のクラウド型コンテンツ管理システム（CMS）「ゲンバルジャー」を導入することで、以下のような効果が生まれています。

●図面の表示が劇的に見やすく
2.85mmピッチの高精細さにより、詳細な図面も鮮明に表示できるようになり、作業員間の情報共有がスムーズになりました。

●遠隔操作による効率的な情報配信
ゲンバルジャーはクラウドシステムのため、現場からだけでなく、事務所や遠隔地からでもリモート操作でスライドショーやスケジュールの配信が可能です。

●リアルタイム情報で安全管理を強化
WBGT（暑さ指数）のリアルタイム表示により、熱中症対策など、作業員の安全管理に役立つ最新情報を常に提供しています。

●テイクオーバー機能で緊急時も安心
例えば川の氾濫のような緊急事態発生時には、通常のスケジュール配信を自動的に上書きし、最優先で災害情報を表示する「テイクオーバー機能」を活用。地域住民の命を守るための迅速な情報提供を可能にしています。